絵や配置を、覚える手がかりに。子どもと作る学習メモ
脳オタ@脳の活用研究家
言葉だけの説明では分かりにくいとき、簡単な図や配置が助けになることがあります。きれいなノートを作ることより、あとで見た自分が意味をたどれるメモを目指しましょう。
図と説明を、同じ内容に結びつける
IESの学習ガイドでは、図による提示と言葉の説明を組み合わせる方法が扱われています。 [1] 絵をたくさん描けばよいという意味ではありません。「この矢印は何を表す?」と、内容との対応を確かめます。

見取り図や順番の図から始める
植物の観察なら、写真の横に見つけた部分を指す矢印を一本引き、名前を添えます。物語なら、出来事の順番を三つほどの箱に分ける方法があります。初めから色数や形を細かく指定せず、本人が説明しやすい図を選びましょう。
部屋や道順に言葉を置いて覚える方法もありますが、慣れない子には場所と内容の両方を覚える負担になることがあります。最初から複雑な記憶術にせず、教科の内容が見える簡単なメモを優先してください。
図を隠す前に、意味が合っているか確認する
完成したら、本人に図を指しながら一つ説明してもらいます。関係が逆になっているなどの誤りは、教科書と照らして修正します。整理の仕方が正しいと確かめてから、必要に応じて図を見ずに思い出す練習へ進めます。
色分けだけ覚えて内容を説明できない場合は、装飾を減らして言葉を足します。逆に文章が多すぎて探せないなら、見出しや矢印を使います。本人が使わなくなった図は、作り直して構いません。

家庭で試すときの手順
- 説明したい内容を一つ選ぶ。
- 簡単な図と短い言葉で、対応が分かる形にする。
- 本人の説明と教科書を比べ、必要な部分を直す。
図を好むから「視覚型の子」と固定せず、課題に合わせて言葉・実物・図を組み合わせてください。
参考にした資料
資料確認・内容更新:2026年10月6日。家庭での具体例は、資料の説明を踏まえた編集上の提案です。個々の子どもに同じ効果を保証するものではありません。