子どもの「なぜ?」を一緒に楽しむ。親子の会話で大切にしたいこと
脳オタ@脳の活用研究家
何度も「なぜ?」と聞かれて、すぐに答えられないこともあります。親がいつも正解を持っている必要はありません。子どもが何を見て疑問を持ったのか、一緒に確かめるところから会話を始められます。
質問の形でなくても、発信を受け取る
幼い子どもとの応答的なやりとりは、発達を支える関わりとして紹介されています。 [1] 言葉だけでなく、指さしや表情、見せに来た物も会話の入口になります。何を見ているかに目を向け、短い言葉で応じてみましょう。

すぐ説明する前に、気になったところを聞く
「雨はなぜ降るの?」と聞かれたら、「今日はどの雲を見てそう思った?」ときっかけを聞く方法があります。ただし、毎回質問を返して試す必要はありません。本人が説明を聞きたいなら、年齢に合う短い答えを伝えます。
分からないときは「今は分からないから、一緒に調べよう」と言えます。図鑑や信頼できる資料を使い、調べても分からなかった点はそのまま残します。親の思いつきを確かな事実として伝えないことも、学ぶ姿の一つです。
会話を、正解の競争にしない
子どもの予想が違っていても、どこを見て考えたかを聞いてから確かめます。「そう考えたんだね」と受け止めることと、誤った内容を事実として認めることは別です。実物や資料で見直す過程を共有しましょう。
忙しいときは「夕食のあとにこの本で見よう」と具体的に置き、実際に戻れる量にします。すべての疑問を宿題にせず、会話が別の話へ移っても構いません。本人が話す間を待つことも大切です。

家庭で試すときの手順
- 本人が見ている物や気になったことに注目する。
- 答える・一緒に調べる・少し待つから、その場に合う関わりを選ぶ。
- 調べたことと、まだ分からないことを分けて終える。
話す量や反応の速さには違いがあります。会話を発達や能力の採点に使わず、困りごとがあれば具体的な場面を添えて相談してください。
参考にした資料
資料確認・内容更新:2026年10月6日。家庭での具体例は、資料の説明を踏まえた編集上の提案です。個々の子どもに同じ効果を保証するものではありません。