子どもが体を動かす時間をつくる。運動を「脳トレ」にしない工夫
脳オタ@脳の活用研究家
学びを支える生活を考えるとき、座って勉強する時間だけを見る必要はありません。外遊びや日常の移動も含めて、子どもが無理なく体を動かす機会を探します。運動のたびに勉強の成果を求めないことも大切です。
年齢に合う活動の目安を知る
CDCは、3〜5歳では一日を通じて活発に過ごすこと、6〜17歳では毎日合計60分以上の中高強度の身体活動を推奨しています。 [1] 連続した一回の厳しい運動を全員に課す指示ではありません。遊びや生活の活動も合わせて考え、体調や障害、持病に応じて調整します。

本人が参加しやすい遊びから選ぶ
鬼ごっこが苦手なら、散歩で目印を探す、ボールを転がし合う、音楽に合わせて動くなど別の選択肢があります。競争が好きか、一人で試す方が好きかも聞いてみましょう。家庭での工夫例であり、特定の遊びが記憶力を上げると保証するものではありません。
天候や安全に合わせて場所を選び、暑さや寒さが強い日は屋内へ変えます。無理な運動量や大人向けの筋力トレーニングを、そのまま子どもに当てはめないでください。
学習との間に、短い動く機会を置く
宿題の一区切りで立ち上がり、水を取りに行く、軽く体をほぐすなどの休憩も考えられます。休憩が終わったら戻る問題が分かるよう、付箋を置いておくと再開の準備になります。
運動後に疲れ切っているなら、そのまま難しい課題を増やさず休ませます。痛み、息苦しさ、めまいなどがあれば中止し、必要に応じて医療機関へ相談してください。

家庭で試すときの手順
- 本人が楽しめる動きや遊びを聞く。
- 日常の予定に無理のない活動機会を置く。
- 安全と疲れ具合を見ながら、内容や時間を調整する。
運動で必ず成績や知能が上がる、病気が防げるといった説明はしていません。健康状態に配慮した活動を優先してください。
参考にした資料
資料確認・内容更新:2026年10月6日。家庭での具体例は、資料の説明を踏まえた編集上の提案です。個々の子どもに同じ効果を保証するものではありません。